つぶやき

No.38

なかなか出会えなかった七五が再会初日にヤることヤって
でも覚えてるかとか確認する前になだれ込んだからお互いにちょっと微妙な距離感になる
それからセフレみたいになって遠回りしまくってからくっつく七五
正式にお付き合いしたと思ったら秒で結婚するタイプの二人

顔見知りの店員曰く
タチで遊びの関係を求めてるけどヤるのは一回きり、だけど一回ヤれば骨抜きだとか
ますますイメージ違う……と思ってたら七と目が合う五
ちょっと乱暴に立った七が歩いてきて五の手を握って一言
「好きです」
頭にハテナ浮かべる五に構わずマシンガンのように口説く七
覚えてないくせにヤ◯チンのくせにそんな口説くなよ勘違いするだろと漸く落ち着いた頭で考える五
でも一回だけなら…と気の迷いで了承してお持ち帰りされる
七より早く起きた五はこれで終わりかぁと少し切なく感じながらホテルを出る
以来バー通いもやめる
何となくぼんやり過ごすこと数ヶ月、帰り道で急に腕を掴まれる
変質者かと振り返ると七がいた
必死の形相の七を振り払えずについてった先にはホテル
流石にないだろと渋る五に話をしたいだけです絶対に手は出しませんお願いしますと言い募る七
その顔が恋人だった七とダブって仕方ないなとついていく五

七曰く
全部覚えていてずっと探していたけど見つからなくて疲れて所謂ワンナイトの関係を繰り返した
何も言わずに手を出して後悔している
ヤる前にもっと話せばよかった話したいことはたくさんあったのに
七の告白を聞いて変わってないなと実感する五

五も正直に
辛かったのはお互い様
フリーの間は誰とどんな関係を築こうと自由、バーは自分も通っていたし
ヤったのも合意の上だし悪いというならどちらか片方でなくてこれもお互い様

それから近況を話してお互いに告白して仕切り直してくっつく(駆け足!!)

このあと場所も場所だしヤるかって言う五に手は出さないと言ったので……と後込みする七
五は思わず爆笑する
そのミョーに頑固なところ変わんないなーって思ったので畳む
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2021年10月17日(日) 23:31:44

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