つぶやき

No.54

高校卒業大学入学しても七と再会できない五
私はこんなに逢いたいのに七海はもうどうでもいいんだ捨てられたんだとほろ酔い1缶でベロベロな五
焼酎片手にこんな面倒なやつもう御免なんだろとか囃す家
家と五は毎週末宅飲みする腐れ縁
その翌週週初めに五から鬼電される家
「七海がいた!!」との開口一番に良かったじゃないかと返してもすぐに落ち込んだ声で「指輪してた…」と続ける五
とりあえず呑むぞ!ということで家が五の家に突撃して呑み明かす二人
二日酔いの五を適度に世話焼いてから外に出る家
五はバイト先で見たらしいからとバイト先にいく家
会える可能性がないのはよく分かってるけど何もしないではいられなかった家
腐れ縁といえど今の五は友達なので
と思ってたら七登場
左手を盗み見て指輪確認
見間違いじゃなかったかアララと背を向ける七に近付く家
どう接触しようか考えてたら振り返る七
双方驚きで固まるもこの反応なら覚えてるよな?と話しかける家
七は家が随分と年下なことに驚いてかフリーズ中
覚えてるのは確定としてどのくらい覚えてるかの確認を淡々とする家
前はあんなにイチャついてたのに暫定既婚者か…と帰ろうとする家に、わざわざ来た理由を聞く七
「友達がイケメンのガイジンさん見たけど指輪しててショックだとか管巻いてたからどれ程か見てやろうかと」最後にウソとホントを混ぜて立ち去る家
それから数日後に七は英語で話しかけられる
見た目外国人の七はスーツ姿でいるとよく道を聞かれて用事がなければ案内することにしてる
いつものかと振り向いた七は話しかけてきた相手を見て思考が止まる
そこには女性の五がいた
一目で女性とわかるけど顔立ちも髪の色も目の色も長身なところも五ぽく感じられて双子の姉と言われたら信じる程
呆けていた七は女性に窺うように声をかけられて我に返って案内する
案内中も気になって仕方ないけどどう尋ねてもヘタなナンパになりそうで躊躇う七
案内終わって解散というところで女性がお礼をしたいと言い出す
ナンパか?と思ったけど渡りに船で頷く七はその反応を見てちょっと寂しげな女性には気づかない
連絡先交換してまた数日後に七は女性と食事に(指輪外して)
これで最後になるならと兄弟がいないか聞く七
七の言葉に静かにキレる五
指輪してたくせにちょっと似た奴見てそんなこと聞くとか僕も指輪の相手もバカにしてんのかと可愛さ余って云々の八つ当たり的な怒りで沸騰
自分ばかり前を引きずっているようで惨めな気分にもなって口を開いたらボロが出そうで黙りこむ
それでも抑えきれなくてボロボロ泣き出す五
泡食った七がハンカチ差し出す手を払いのけて捨て台詞と悪態(小学生の喧嘩くらいの語彙で)つく五
走って逃げようとしたけど七の腕を掴む力に負ける五
事態をのみ込めてなさそうなのに五の腕を離そうとしない七に五はちょっと自棄になる
七の手を握り返して騒ぎになって通報とかされないように場所を変える五(店を出てからの流れなので衆人環視のなかだった)
無言で歩き続けて歩道脇のベンチに腰掛ける二人
前を覚えているのかとかの答え合わせを終えて好きです付き合ってくださいとストレートに告白する七とそれにモヤモヤが募る五
指輪してたじゃん…と拗ね気味に言う五に思わずといった感じで笑う七
閻魔様も真っ青なド低音で返事する五にあれは虫除けですと七は弁解する
意地で頷かない五の前に七は跪いて再度告白
完敗したけど赤面は見られたくなくて俯くように頷く五

はっぴ~えんど!!

この五は最強背負ってないので素の感情が出やすいし涙腺もゆるゆるめ
七は気障ったらしい告白が絶対似合う
五と七の身長差は10、年齢差は一回り以上の想定
以上!!畳む
続きを読む

2021年11月3日(水) 02:07:58

作品一覧 / つぶやきTOP / 管理用

Powered by てがろぐ Ver 4.2.0.